文政12(1829)年に備前児島で創業した老舗製塩企業「ナイカイ塩業」。人力と天日による塩づくりの時代には堤防作りが、技術革新によって塩づくりが機械化すれば、プラントの維持・管理などが求められ、保全部は進化する技術に対応しながら様々なノウハウを蓄積してきました。技術革新は省力化をもたらしましたが、リストラするのでなく、蓄積したノウハウを自社以外にも活かすことで仕事を増やし雇用を確保。保全部は、別会社として分離独立しました。港湾河川を得意とする土木工事、重要文化財である旧野崎家住宅の保守から鉄筋コンクリートのビル建築まで幅広く手掛ける建築、プラント機器の製作を得意とする機械プラントの3部門を備えています。