はじめまして! 九蟠作業所です。
あれっ?九蟠作業所って前にあったよねぇ?・・・
そうです今回、同じ岡山市東区九蟠地区で新しい工事を行います。
工事名は「吉井川九蟠高潮耐震堤防その4工事」です。
作業所名がかぶるとややこしいので、その4工事の方を
”九蟠2作業所”として、これから工事の進捗などを御報告します。
さて、工事の場所ですが、その1工事と同じ「岡山市東区九蟠」
になります。
九蟠の場所というと、岡山三大河川の一つで一番東側の吉井川
左岸側の最下流部に位置します。
工事の事業内容につては、その1工事で書いているみたいなので、
九蟠2作業所は、『九蟠』という地名の由来について考えます。
『蟠』という漢字ですが、漢和辞典で調べると、「めぐる・まわる」とか
「うずくまる・とぐろを巻く」とか「ワラジムシ」といった意味らしいです。
すると『九蟠』は9匹のワラジムシ・・・・
ではなくて、ただの9番目という意味らしいです。
それでは、何の9番目かといったら、あの児島湾の干拓が関係します。
ここ、九蟠周辺は沖新田と呼ばれる一帯で、この周辺を干拓する
にあたり、現場を9つに区切り同時進行させることで、それぞれに
競争意識を持たせ、この大事業を速やかに完成させたらしいです。
昔の人の知恵はすごいですね~。
それで、区切った際に割り振られた番号が9番だったから、そのまま
地名として『九蟠』になったそうです。
ちなみに、ここ九蟠の近くには『三蟠』や『六番』といった地名や施設
も見られます。
う~ん。まさに地名に歴史ありですな。
それでは、工事が始まりますと、近隣の皆様や九蟠港ご利用の皆様
には、御迷惑御不便の程をお掛けすると思いますが、”安全第一”で
工事を進めたいと思いますので、その1工事同様に皆様のご理解と
ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
以上、九蟠2作業所でした。 The next report coming soon!!