被覆ブロック施工中-西幸西作業所

皆さんお疲れ様です。西幸西作業所のOK田です。いつもはI野さんがレポートしてくれていますが、たまには私もしたいと思います。


 二月は最強寒波が幾度か襲来してきましたが、最近は日中が暖かくなり、防寒着を脱ぐこともあるぐらいに過ごしやすい気温に落ち着いてきましたね。


先日、某飲食チェーンのビッグ〇ックなるものをおよそ2年ぶりに食べました。食べながらそう言えば1月末にビッグマック指数(BMI)が出てたなぁと思い検索すると日本の順位は44位(54ヵ国中)でした。ちなみにBMIとは米ドル基準で各国のビッ〇マックの価格を比較することで各通貨の実際の価値や各国の経済力、物価水準の簡単な目安などが分かります。BMIで1位のスイスでは日本のビッグマッ〇の価格より約2.6倍も高い為、物価の安い日本にインバウンド外国人観光客がそりゃあ殺到するよなぁと思います。

余談ですが世界のコンセンサスとして、基本的には政府は年間2%程度のインフレを目標にしているとのことです。そうなると仮に2000年~2024年(24年間)で考えた時に物価は1.02の24乗で1.608倍となるのが理想的です。2000年のビ〇クマックの価格が294円

だそうなので順調にインフレしていれば294円×1.608=472.9円で、現在の価格は480円な為、インフレの内容を問わなければ日本は目標達成しています。(あくまでビッグマ〇クだけですよ、、、)そんなことを思いながら、クーポンを使ってさらに安く買ったビッ〇マックを食べました。


そんな長いお話はさておき、現場のほうですが現在2月より施工を開始した築堤盛土が施工終了し、現在は被覆ブロックの施工を行っております。

本工事では盛土転圧と法面整形をICT技術を使用して施工しました!

盛土において転圧は強固な地盤(堤防)をつくる上で非常に重要となります。転圧のICT施工は3次元の設計データを作成して、各層の決められた施工範囲を決められた回数転圧を行えているか、ローラーにGNSS受信のアンテナとモニターを設置して施工を行います。

施工範囲の中を転圧すると転圧回数に応じて色が変わります!

法面整形は3次元の設計データを読み込んだバックホウで施工中にバックホウの位置とブームやバケットの高さ角度等を衛星から受信して常に設計データと比べながら施工を行えるため、他工事等でもたくさんレポートされている丁張が無くても法面整形が行えます。



さて、工事も大詰めとなってまいりました。まだ被覆ブロック据付でクレーン作業もあります。最後まで無事故・無災害で施工し完成を迎えたいと思います。

地元の皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、ご協力よろしくお願いします。


●本工事完成イメージ図●



現場レポート