空と海からの大作戦-東備作業所

皆さんお久しぶりで東備作業所です。


6月4日に備前市片上航路の浚渫工事が完了しました!


浚渫工事は船の安全な航行を守るために、

**海の底をガッツリお掃除する“縁の下のチカラ仕事”**

です。


港の航路って、実はけっこう土砂がたまるんです。

放っておくと、船の底が海の底にゴリッと当たってしまう、なんてことも…。

そこで出動したのが、グラブ浚渫船。

巨大な海の手のようなバケットで、海底の泥や砂をガシガシつかみ上げて行きました。


そして今回は、空からの相棒・ドローンも大活躍!

上空からの撮影によって、現場全体の状況確認や進捗記録がスムーズに。

グラブが動く様子や、施工範囲の広がりがひと目でわかるので、

関係者の間でも「これはわかりやすい!」と好評でした。

さらには、安全確認や作業記録にも大きな効果があり、「現場を空から見守る目」として、すっかり頼もしい存在です。最後に動画を載せておきます。


もちろん、工事中は船舶の安全航行を最優先。

通行の妨げにならないよう時間帯を調整し、漁船や大型船とも連携を取りながら作業を行いました。

また、撤去した土砂は環境に配慮しながら適切に処理。

港と自然をどちらも大切にする姿勢で取り組みました。


そして、清掃活動にも参加!

港の周辺をぐるっと歩きながら、ごみ拾いや草刈りに汗を流しました。

普段は重機と格闘している私たちですが、この日は手作業オンリー。

ちょっと筋肉痛になりつつも、地域の方と挨拶を交わしながらの作業は、どこか新鮮で気持ちの良い時間でした。


今回の浚渫で、片上航路はぐっと安全で快適になりました。

これからも、空と海の力を合わせて、見えないところで港を支える仕事を続けていきます!

そして付近を渡航される方や周辺企業、漁協の方々にはご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。


現場レポート