構造物撤去始まりました~-呼松作業所

こんにちは呼松作業所です。

年が明け1か月以上経ちましたが、新年のご挨拶をさせていただきます。

あけましておめでとうございます。昨年は工事の施工に関して近隣の皆様及び道路を通行される皆様には大変ご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。

今年も引き続き安全第一で施工を行っていきますのでご理解・ご協力の程宜しくお願い申し上げます。


さて現場の方ですが鋼矢板の打設が終わり本体の吸水槽吞口部の撤去に入りました。

この工事ではワイヤーソーイング工法という工法で施工を行っていきます。


ワイヤーソーとは、直径10mmほどのロープのようなワイヤーにダイヤモンドチップが埋め込まれていて、コンクリート構造物にワイヤーを巻きつけつないで輪っかに

します。輪っかにしたワイヤーを回転させながら引っ張りこみ対象物を切断する工法です。

メリットとして静かに大きなコンクリートを切断できるため振動や騒音の配慮が必要な現場で多く活用されています。

ワイヤーソーで切断したコンクリートはダンプトラックに積込み処分場に持っていくのでダンプトラックに積込めるよう分割して施工を行っています。ちなみにワイヤーソーのワイヤーにはダイヤモンドチップが入っており1mで8万円するそうです。


(作業手順)

①ワイヤーソーの施工を始める前にワイヤーソーのワイヤーを通す穴が必要になるので両端に穴を削孔していきます。



②ワイヤーをセットし横切断で順番にカットしていきます。



③横切断が完了した後は縦切断を行いクレーンで吊り出していきます。



④吊り出したコンクリートはダンプトラックに積込み処分場に運搬します。



現在吞口部の壁を撤去しているのでそれが終わり次第地盤改良→底版撤去の施工を行っていきます。その様子は今後報告させて頂きます。工事車両の出入りにより付近を通行される車、歩行者、近隣の住民の皆様には大変ご迷惑をお掛けするとは思いますがご理解・ご協力の程宜しくお願いします。


現場レポート